離婚協議書(りこんきょうぎしょ)とは、
夫婦関係が終わる(離婚)ときに「口約束ではなく合意した内容を書面にする」というものです。

普通の離婚とは違い、
浮気が原因の離婚は「裏切る」というところから始まります。

  • 配偶者に浮気された!
  • いますぐ離婚してやる!

感情的になり、突発的に離婚してしまうこともあるかと思いますが、
それは浮気をしている相手からのワナ(コントロールされている)かもしれません。

ワナを仕掛ける意味って?
ワナとは、お互いの性格を知り尽くした夫婦であるからこそ、自分に都合よく離婚を進める為に行います。

  • わざと相手を怒らせて感情的にさせ、その時の状況(暴れる、暴言など)で、相手に離婚の原因があるかのようにして離婚する。
  • 感情のまま細かな話を決めず、責任を果たさせる条件を機まないまま逃げる。

慰謝料や養育費の支払いから逃げる計画の一部かもしれません。

浮気調査専門、探偵歴15年の現役探偵です。

浮気が原因の離婚の慰謝料なら数百万円ですが、子供がいたら養育費だけで1,000万円以上の違い が出てきます。

感情的にならず、浮気の証拠がない場合は、必ず探偵に浮気調査を依頼してください。有利に離婚の交渉を進められます。

裏切った相手を信用するなんて、絶対にできません。

法律的な部分もありますが、
探偵目線で浮気による離婚時によくあるワナを、実際に騙されて逃げられた過去の事例とともに書いていきたいと思います。

また、ワナをしかけてくるほど、ズル賢いので、慰謝料や養育費の支払いから逃げられないように対策(離婚協議書を作成と公正証書)をしましょう。

離婚件数は、212,000組(平成29年度)

まず、どれぐらいの人が、1年間に離婚しているのでしょうか?

厚生労働省が発表した、平成29年のデータ(平成 29 年(2017) 人口動態統計の年間推計 – 厚生労働省)引用、を確認すると、日本全体で、212,000組の夫婦が離婚届を提出しており、

平成28年度は、216,798組の夫婦が離婚しましたので、前年に比べると少なくなっています。

大阪府と大阪市の離婚件数は、16,931組

大阪府が発表した、平成29年のデータ(大阪府【平成29年 人口動態調査の結果】離婚件数、引用)を確認すると、

大阪府全体で「16,931組の夫婦が離婚届」を提出しており、大阪市は、5,887件でした。

平成28年度は、大阪府は17,279組で、大阪市は5,991組の夫婦が離婚しており、前年位比べると、こちらは多くなっています。

兵庫県と神戸市の離婚件数は、9,113組

兵庫県が発表した、平成29年のデータ(兵庫県【平成29年 人口動態調査の結果】離婚件数、引用)を確認すると、

兵庫県全体で「9,113組の夫婦が離婚届」を提出しており、神戸市は、2,766件でした。

平成28年度は、兵庫県は9,302組で、神戸市は2,715組の夫婦が離婚しており、前年位比べると、こちらも多くなっています。

 平成29年平成28年
全国212,000件216,798件
大阪府16,931件17,279件
大阪市5,887件5,991件

夫と妻の離婚原因と離婚理由

婚姻関係事件数 申し立ての動機別申立人別 全家庭裁判所(平成29年)

男性(主人)からの離婚理由 第1位(性格の不一致)

※ 申し立ての動機を、1人3個まであげているので、重複しています。

  理由 男性(34,344件)
1位性格が合わない(性格の不一致)11,030
2位精神的に虐待する3,626
3位その他3,545
4位異性関係(浮気・不貞行為)2,547
5位家庭・親族と折り合いが悪い2,463
6位性的不調和2,316
7位浪費する2,218
8位同居に応じない1,569
9位暴力を振るう(DV)1,500
10位家庭を捨てて省みない1,011
11位生活費を渡さない718
12位病気705
13位不詳661
14位酒を飲みすぎる435

奥さんに原因があり、ご主人が離婚を決意した場合の総数としては、17,918件(動機は重複、34,344件)、ランキングにすると、

  1. 性格が合わない…32%
  2. モラハラ(精神的に虐待)…11%
  3. 異性関係(浮気)…7%

女性(妻)からの離婚理由 第1位(性格の不一致)

※ 申し立ての動機を、1人3個まであげているので、重複しています。

  理由 女性(91,356件)
1位 性格が合わない(性格の不一致) 18,846
2位生活費を渡さない13,820
3位精神的に虐待する12,093
4位 暴力を振るう(DV) 10,311
5位 異性関係(浮気・不貞行為) 7,987
6位 その他 5,173
7位 浪費する 5,000
8位家庭を捨てて省みない3,946
9位 性的不調和3,500
10位家庭・親族と折り合いが悪い 3,254
11位酒を飲みすぎる生活費を渡さない2,964
12位 不詳 2,725
13位 病気890
14位  同居に応じない847

旦那さんに原因があり、奥様が離婚を決意した場合の総数としては、圧倒的に違い約2.7倍多い、47,807件(動機は重複、91,356件)、ランキングにすると、

  1. 性格の不一致…20%
  2. 生活費を渡さない…15%)
  3. モラハラ(精神的に虐待する)…13%

そして、 暴力を振るう(DV)10,311件(11%)、異性関係(浮気・不貞行為)(9%)です。

家庭内暴力(DV)をするのは、昔との違い

「飲む・打つ・買う」の三原則が昭和のダメで怖い男性の代名詞にように扱われていましたが、最近、DV(家庭内暴力)をする方は、公務員の方だったり、普通の会社員の方など、「え、あんないい人がするわけないじゃない!」というような、

いつもニコニコしていて、いわゆる「外ずらがいい」という人たちが、暴力を振るうというケースが非常に増えています。

離婚原因と離婚理由のほんとのところ

離婚原因(りこんげんいん)とは、
結婚する時には必要でないのに、離婚する際は、お互いに責任(子供こと、身勝手に離婚した後の配偶者の生活の事)があるので、きちんとした理由、または証拠がなければ、離婚ができません。

離婚理由とは、
「性格の不一致」「異性関係」「暴力を振るう」などがあり、離婚する際は、法律で定められた理由で相手に離婚を通知することとなります。

かんたんに責任から逃れることができないという事だと思います。

浮気がバレていない場合で、離婚理由として使われるのも、性格の不一致

探偵目線で考えると性格の不一致は、魔法の言葉です。全てをこの言葉で解決できます。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”detective.png” name=”探偵”]個人的な意見ですが、「性格があわない」と感じるきっかけは、比較対象が現れた時[/speech_bubble]

性格が合わないと感じたから、「離婚をしたい」というのが、離婚を切り出した方の言い分です。考えてください。性格が合わないと感じるのは、

「なぜ、そう感じた」のでしょうか?

回らないお寿司と回転ずし。一度高級ずしを食べると、回転ずしには戻れません。おいしいものを食べてしまったら、人間は欲があるので、おいしいものを脳は覚えているのです。

これが、比較対象です。

愛人は、どんなことを言っても「うん」と、すべてのわがままを聞いてくれるので居心地がいい、好き。

比較である、奥様は日々の子育てと生活に追われているので、わがままを言っても、「無理」と普通に断られます。

実際、浮気調査専門の探偵事務所として、ご相談を受けた中で、「性格の不一致」を理由に離婚を切り出してきて、浮気調査を行った結果「不貞行為が確認できた」のは、9割以上です。

浮気による離婚の場合の離婚協議書の必要性

普通の離婚とは違い、浮気による離婚に関しては「裏切る」というところから始まります。

信用できない相手の口約束では、いつ、また裏切られるかわかりません。

そんなときの為に、夫婦間で話し合った内容「慰謝料」「財産分与」「子供の親権や監護権」「養育費」「面会交流」など、お互いが合意した内容、約束事をきちんと離婚協議書(法的に通用する)として書面に残しましょう。

支払いが滞った場合など、公正証書(こうせいしょうしょ)にしていると、合意した内容を強制的に徴収することも可能です。

公正証書とは

公証人役場(こうしょうにんやくば)は、全国に300ヵ所、500名の公証人にきちんと離婚協議書の内容を確認してもらい、双方の署名捺印をし、手数料を支払って公証役場にて保管してもらう。

手数料は、100万円以下で、5,000円で、最高は1億以下で43000円となっています。

これぐらいの費用で、今後の安心と手続き(裁判を経ての強制執行など)を前もって買えるなら、大きな金額ではありません。

公正証書(こうせいしょうしょ)とは、

公正人法に基づき、法務大臣に任命された公証人(こうしょうにん)が作成する公文書です。

公証人とは、裁判官や検察官、法務局長などを永年勤めた選ばれた法律の専門家であり、準公務員という扱いになります。

「公正証書」には証明力があり、執行力を有しており、安全性や信頼性に優れています。

例えば、金銭債務においては、「強制執行認諾条項」を定めておくことで、支払いが滞った場合に、本来であれば裁判で確定判決を受けなければ行うことのできない、給与や口座の差押などの「強制執行」の申立が直ちに行えます。

※ 公正証書とは?|公正証書.jp

浮気(不倫)での離婚協議書を公正証書にするメリットとは

公正証書の原本は1つしかなく、公証役場(こうしょうやくば)にて保管され、欲しいときは、謄本としてもらえます。

また、公正証書には、ものすごい力がありますので、

浮気でによって精神が疲れ、離婚によって肉体まで疲れ、その後、不履行によって、金銭的にも疲れることが可能性としてあります。

それであれば、離婚緒際にまとめて行っておくことで、今後の手続きはかんたんになります。

公正証書があることで、できること

  • 裁判をせずに、給与や財産の差し押さえ(強制執行)ができる。
  • 相手が、養育費や慰謝料を支払わなかったら、こういう事態になりますよ。という事を前もって知らせることで、不履行が少なくなる。
  • 離婚時に行われた、離婚教示の内容がすべて記録されている為に、後から言い逃れができない。

離婚協議書とは

離婚協議書とは、夫婦が離婚するにあたり話し合いの中で決められた内容を書面にしたもの

決められた内容が口約束で、トラブルが起こった場合、水掛け論にならない為に、離婚協議書という合意内容を書面に残すというものです。

養育費や親権、慰謝料や財産分与など、あなたにとっても、子供にとってもその後の人生を大きく左右されかねない問題である夫婦の離婚。

結婚した責任、子供を作った事への責任を、その場から逃げ出す為に「後で払う払う」と言って、後々「そんなことは言っていない」と逃げる場合があります。

離婚協議書は、お互いの合意で決まった事を記載している書面になるので、支払いなどの強制力はありません。強制力を持たせる為に、公正証書にしておくと、強制執行(給与の差し押さえなど)ができます。

騙された事例)離婚に急いでいるご主人と冷静に対応せず、騙され逃げられた

ご主人は前もって準備をしていた様子で、気の短い奥さんがのせられて離婚届にサインしてしまったケースです。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]浮気調査の相談の時は、ありがとうございました。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”detective.png” name=”探偵”]浮気調査をしますか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]いえ、この前主人が「離婚して」って言ってきたんです。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”detective.png” name=”探偵”]そうなんですね。話が進んでしまったんですね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]怪しかったんで浮気を問い詰めたら浮気を認めたんです。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”detective.png” name=”探偵”]えっ。。。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]慰謝料300万円![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]養育費は、月に10万円で決まりました![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]離婚届けを書いて,

その場で追い出してやりました![/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R2″ icon=”detective.png” name=”探偵”]えっ。。。大丈夫ですか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]大丈夫でしょ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”detective.png” name=”探偵”]弁護士さんには、「離婚届を書く前に、必ずご相談ください」とお伝えしましたよね![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]でも、元旦那が払うって言ったんで、大丈夫でしょ[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]弁護士費用もかかるし。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”detective.png” name=”探偵”]大丈夫かな。。1番危ないパターンだけどな。[/speech_bubble]

慰謝料の支払いなど行なわれるはずの、離婚から2か月後

ご主人から時間が欲しいと言われて、2ヶ月後に慰謝料の振り込みと、養育費の支払いをスタートさせるとの約束でした。

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]慰謝料と養育費が支払われないんですけど、そうしたらいいですか?[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]電話しても無視されるんです。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”L1″ icon=”woman.png” name=”女性”]家に行ったら引っ越しをしていて、仕事も辞めたみたいです。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln-flat” subtype=”R1″ icon=”lawyer.png” name=”弁護士”]・・・[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”R2″ icon=”man.png” name=”男性”] 逃げれてよかった。新しい彼女と一緒になれる [/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”R2″ icon=”man.png” name=”男性”] 嫁は、気が短いし、めんどくさい事が嫌いだからうまいこといったぜ! [/speech_bubble]

冷静に考えれば、誰でも分かることですが、奥さんの気が短い所とご主人をなめてかかった事、自分が有利に位置にいると勘違いしたことによる結果です。

こうならない為に冷静に後先考えて行動しましょう。

離婚協議書に書いておきたい内容

離婚協議書に書いておきたい内容とサンプル

夫婦で話し合い、最低でも8つの内容はきちんと確認し合意した内容を書面に残す

  1. 離婚の条件が合意された内容と離婚届
  2. 親権者・監護権者はどちらか?
  3. 養育費の内容
  4. 面会交流(面接交渉権)の内容
  5. 慰謝料の内容
  6. 財産分与の内容
  7. 年金分割
  8. 公正証書にするかどうか

上記以外に必要な事項がある場合は、記載してください。

離婚協議書のサンプル

離婚協議書には、法的に定められた書き方がありません

ご自身で作成される場合、細かな部分まできちんと書いてください。内容に不備があったり違う解釈で受けとられる場合もあります。

下記はあくまでサンプルです。ご利用は自己責任でお願いします。

1、離婚の条件が合意された内容と離婚届

「誰と誰」が離婚するかを記載する。また「離婚届の提出日」「どちらが離婚届をどこに提出するか」を記載します。

(例)
夫 〇〇 〇〇 (以下「甲」)と、妻 〇〇 〇〇 (以下「乙」)は、協議にて離婚することに合意し、離婚協議書を作成した。乙が各自署名捺印した離婚届を平成〇〇年〇〇月〇〇日までに、〇〇市役所に提出する。

2、親権者(しんけんしゃ)・監護権者(かんごけんしゃ)は?どちらが持つか?

一般的には親権と監護権の同じ方が持つ事が多いようですが、親権と監護権を離婚した夫婦で分ける場合もあります。

親権とは、成年(20歳)まで、「監護」「教育」「財産を管理する」子供の責任を持っている人。
監護とは、成年(20歳)を育てる「権利」で、これには義務が生じきちんと生活(身体、生命、安全)させないといけません。子供に危険があると判断された場合は保護責任者遺棄罪という刑事罰まであります。

(例)
甲、乙の間に生まれた未成年の子である長男 〇〇 〇〇(平成〇〇年〇〇月〇〇日生、以下「丙」)、の親権者、監護権者は、乙と定める。

3、養育費(よういくひ)の支払い方法や時期

養育費を支払うのかどうかをまず記載し、支払う場合、分割なのか、一括なのか。
支払いがある場合は、養育費を、だれが、だれに、いつ、どのように、成年までの期間(平成〇〇年〇〇月まで)、こういう場合は追加が必要。と、かなり細かく記載する必要があります。

(例)
甲は、乙に対し、丙の養育費として、成年する(平成〇〇年〇〇月)まで〇〇万円を、指定銀行口座に毎月〇〇日振込手数料を負担し振り込むこととする。進学や入院など、特別な費用が発生した場合は、別途協議し費用を分担する。養育費は、物価の変動などで協議の上、変動させることもできる。

4、面会交流(めんせつこうりゅう)のタイミングや回数など

面会交流(面接交渉権)とは、定期的に離れた親と子供が会う機会を作るという取り決めです。頻度などを書いておきます。拒否することはできません。拒否を続けた場合、制裁金(1回5万円~)を請求される場合もあります。

(例)
面接は、月に〇回、〇時間以内、場所は協議の上で定め、宿泊を伴う場合も認める。

5、慰謝料(いしゃりょう)の支払い方と時期

慰謝料を支払うのか?支払わないのか?ある場合は、慰謝料の金額、支払時期、支払方法(一括または分割)を記載します。

(例)
甲は、乙に慰謝料として、金〇〇〇万円を支払う義務があることを認め、平成〇〇年〇〇月〇〇日、指定銀行口座に振込手数料を負担し振り込むこととする。

6、財産分与(ざいさんぶんよ)の取り決め内容

財産分与とは、夫婦が一緒に築いてきた財産を、きちんと半分に分ける方法を決めたものです。その他のローンや保険なども財産となるので、そのあたりは細かく確認することが必要です。

(例)
甲は、乙に財産分与として、金〇〇〇万円を平成〇〇年〇〇月〇〇日、指定銀行口座に振込手数料を負担し振り込むこととする。

7、年金分割(ねんんきんぶんかつ)の内容

年金分割とは、夫婦の間に支払った、年金も財産と考えられ、きちんと分割しましょうというものです。

(例)
年金の種類(企業年金、厚生年金、国民年金)によって違いますので、プロにご確認ください。

8、離婚協議書を公正証書(こうせいしょうしょ)にするかどうか

離婚協議書を公正証書にすると、支払いが滞った場合など、相手の給与などを裁判することなく強制執行(差し押さえ)することができるというものです。

離婚協議書作成の後は、必ず公正証書にしてください。婚姻関係中でも裏切るのに、これから他人になる相手を信用することはできません。

(例)
甲および乙は、合意につき、強制執行認諾約款付公正証書を作成することに承諾した。

9、その他

このほかにも細かく決めておかないといけない条項は、各家庭にたくさんあります。

投資用物件や、有価証券、車、趣味で集めている物など、きちんと財産を把握しないと損をします。

探偵目線の浮気に関する離婚協議書のまとめ

探偵

探偵目線で、離婚協議書の事を考えだす時期は、遅いより、早い方がいい という事です。

また、相手が離婚に焦っている間、離婚の事、公正証書の事を調べていない間にこちらが準備していれば、有利な状態で交渉を進められることになります。

ご主人が離婚する気がなくても、とくに小さなお子様がいる場合は、「ちょっと怪しいな、浮気しているのかな?」というぐらいの段階からもしもの時の準備を始めておく方がいいです。

浮気もそうですが、準備というのは水面下ですべて動いています。頭が見えてきた時(浮気に気付いたとき)は、相手の準備が整った状態である可能性が非常に高いです。

そうなる前にどうすれば有利に離婚できるのか、そもそも離婚は回避できないのか?などをきちんと知っておく必要があります。

どういう状況になっても対応できるように、子供さんと自分の未来を守るために、準備を整えておくことには必要なことです。

「浮気かも。。。」
と考えた時は、1番最初に探偵に浮気調査の相談をし、準備を整えてください。

私(探偵)の個人的な意見としては、感情が許すのであれば、浮気(不貞行為)の証拠をとって、相手が離婚を言ってくるまで、そのまま我慢する(ATMと考える)のをオススメしています。

浮気しようが、なにをしようが、子供とゆっくり過ごせるのであれば、問題はないという余裕が持てるかどうかではありますし、浮気の女性との我慢比べになります。

【ご相談は無料です】
現状をお聞かせください。

まずは、浮気の有無を確認することが大切です。

相手が浮気の事実を隠し、離婚を言ってくる前に、

子供の為、自分の為に、きちんと現状を把握し、きちんと責任はとらせましょう

ワナであった場合、素人では対処できません。

探偵歴15年の現役探偵が過去の事例から、適切なアドバイスを致します!

浮気調査のご相談なら、大阪・神戸の浮気調査専門のアーカス探偵事務所にご相談ください!