情報コラム

夫・旦那・男性の浮気 不倫・浮気 浮気調査

2018/10/26

ホステスとの浮気は慰謝料がとれない!枕営業は浮気じゃない?

クラブのママとお客さんがアフター先のホテルで乾杯

旦那の浮気相手がクラブのホステスだった。

  • 「枕営業と主張されたら、慰謝料請求できないの?」
  • 「慰謝料も請求できず、泣き寝入りするしかないの?」

このような悩みを持ち、この探偵コラムにたどり着いたと思います。

探偵歴15年の現役探偵です。

飲みに行く機会の多い方や会社の経営者などの場合、浮気相手は夜のお仕事(水商売や風俗)が圧倒的に多いです。社内不倫や知人、友人、元カレというものもちろんありますが、今回は浮気相手がホステスだった場合の慰謝料の請求について書きていきます。

当社は探偵事務所なので、あまり法律に関する記事は書かないのですが、

いま、あなたが悩んでいる問題、

「浮気相手がホステスの場合、慰謝料は請求できないんですか?」

この判例(ホステスとの浮気は慰謝料を請求できない?)が、世間に認知世に出てからは問い合わせが非常に多いので、この判例の内容と解決方法を書いていきたいと思います。

 

水商売と言われるクラブママやホステスがいわゆる「枕営業」として長期間にわたり顧客と性交渉を繰り返した行為が不法行為にあたらないとした判例

 

東京地裁平成 26 年 4 月 14 日判決 請求棄却

 

この判例は日本中の探偵、弁護士など、法律関係の方もひっくり返りました。

細かな状況があるので、水商売の女性ならすべてに当てはまる問題ではないですが、内容を考慮せずに自身の行いと判例の表面だけを汲み取って、「枕営業」を主張してくるんだと思います。

状況をしっかりと理解した上で、ご自身に照らし合わせて、判断してください。

 

「ホステスの場合、慰謝料は請求できないんですか?」この問い合わせが急増

ここ最近は、芸能人であっても「浮気」「不倫」が許されない社会になりました。

昔は、「女遊びは芸の肥やし」といって、芸能人や芸人さんが浮気することは問題がなかったというような社会でした。ですが、一転することとなりました。

いわゆるゲス不倫。

女性マルチタレントで天下を取っていたベッキー事件です。これは、ベッキーというとんでもない女性がしでかしたことではありますが、もっと大きな問題がLINEでの会話の流失だったと思います。

これにより、活字によってゲスさが出たことによって、大きな社会問題となりました。

これにより、LINEやSNS、スマホからの浮気発覚が世間に認知され、生活態度から少しずつ不信感を膨らませるというよりも、スマホで一気に足が付き浮気の早期発見が多くなったと思います。

一番多いスマホからの浮気の発見

のあ:今日はごちそうさまでした♥ 明日は休みだから家にきて♥ この前言ってたケーキが楽しみだ♥というスマホに表示されたLINEのポップアップ

女性
なにこのLINE?(怒)
男性
飲み屋の女の子やから。
女性
このホステスと浮気してるんでしょ?
男性
枕営業、枕営業。

 

このやりとりは、この2年程でよく出て来る言葉となりました。

ホステスとの浮気に対する慰謝料請求

クラブのママやホステス(水商売と言われる女性)が長期間にわたり顧客と性交渉を繰り返した行為は、「枕営業となり」不法行為にあたらないとした判例

『総合政策論叢』第33号(2017年3月)島根県立大学 総合政策学会 様より引用させて頂きます。

概要

奥さん〔原告〕と旦那さんは夫婦関係である。一方、ママ(被告)はクラブの女支配人(いわゆるママ)である。クラブの常連であった旦那さんは、奥さんとの婚姻関係中に、7 年余りにわたり(平成 17 年 8 月~平成 24 年 12 月)、月に 1、2 回(主に土曜日に)ママと共に食事を摂った後にホテルに行って、夕方に別れるということを繰り返していた。

それが発覚、奥さんママに対して、ママの行為によって奥さんが甚大な精神的苦痛を被ったなどと主張し、不法行為に基づき 400 万円の慰謝料及びその遅延損害金の支払いを求めた。

それに対して、ママは、私と旦那さんは飽くまでクラブの「ママ」と客との関係であり、それ以上ではなく、「ママ」という立場上、大事な客と店外でも食事や花見などの付合いをするのは当然であると主張した。またママは、そもそも旦那さんの不貞行為の相手方は自分ではなく別の女性であり、奥さんの本件請求は、夫婦協力の下、旦那さんがクラブで遣ったお金を取り戻そうとするものであると反論している。

判旨

「仮に、本件不貞行為の存在が認められるとしても、……、クラブのママないしホステスが顧客と性交渉を反復・継続したとしても、それが“枕営業”であると認められる場合には、売春婦の場合と同様に、顧客の性欲処理に商売として応じたに過ぎず、何ら婚姻共同生活の平和を害するものではないから、そのことを知った妻が精神的苦痛を受けたとしても、当該妻に対する関係で、不法行為を構成するものではないと解するのが相当である。」

法律上、浮気って何?

法律用語では浮気や不倫は不貞行為と言いその行為を不法行為といいます。
また2人で行う不貞行為(浮気)を共同不法行為といいます。

 

不貞行為(浮気や不倫)は共同不法行為といいます。

夫婦には貞操義務があり、配偶者以外と性的、肉体関係を持つことは不法行為となり、浮気をした配偶者と浮気相手は、被害者(不倫をされた配偶者)に対し損害賠償責任(慰謝料)を支払うことになります。

不法行為には、故意、過失があり、

  • 「故意とは、既婚者であることを知った上で性行為をした」
  • 「過失は、既婚の事実を知らなかった」

ということです。

 

ホステスはお客さんの言いなりになり、お金の為に身体を使い、飲みに来てもらうことは周知の事実(みんなが知っている事)であり、そのような場合、お客さんはホステスに対し性処理の道具としか見ていないので、妻には、ご主人がホステスと性行為があったとしても、それは風俗と同じなので傷がつくわけがないし、傷つくほうが社会通念上おかしい、また傷ついたとしてもホステスは、性処理の道具なので、慰謝料は請求できません。

という事のようです。

 

不思議なポイント、ソープランドの女性とホステスは同じ扱い

ソープランドとホステスは同じ扱いの様です。

ホステスとは、お酒を飲んで楽しくなりその過程で性行為を求め、気を引くために通い続ける。ホステスは客を選び断ることも合意することもできる。

入口も違えば出口も違い、選択肢はホステスにある。

ソープランドは、断ることができない。また会話することなんかよりも性行為を目的に来ている。

どう考えても同じとは思えない。また、ホステスも顧客との性行為が周知の事実ということは、そこで行われる売春は裁判所認定?・・・おかしい。

 

不思議ポイント、7年間の間、月に1,2回の性行為があった様子

ホステスとは、7年間も継続され土曜日のお昼に食事をしてホテルに行く。その後は飲みに行くではなく帰宅する。飲みに行った後によく言われるアフターという部分での営業であればあり得るかもしれないが、土曜日に行っている事、期間が7年間もあるという事。これが枕営業と認定されるのはどうもおかしい。

7年間、同じ相手と毎週食事をとってホテルに行き性行為。特別な感情以外はないという方がおかしい気はするが、よくわからない。

 

最終的に、

相手の女性に対し、慰謝料の請求が棄却されたという事であり、ご主人に対して無罪でという話ではなく、十分な離婚事由となりえるはずです。

今後、この判例がどのように活用されるのか、というところです。素人の勝手な解釈ですので、『総合政策論叢』第 33 号(2017 年 3 月)島根県立大学 総合政策学会 様の文言をしっかり読んで頂きければと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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