失敗談 2018/10/26【浮気調査の失敗談】アーカス VS 探偵相談所から紹介された某有名探偵探偵歴15年の現役探偵です。今まで浮気調査を色々な形で携わってきましたが、ちょっと変わったお話を書いていきます。依頼者、大阪市在住のご主人(長距離トラックの単身赴任)対象者、兵庫県西区在住の奥様(子供と自宅で住んでいる)結婚20年、子供も手を離れ別居も10年を超え「お互いが好きなことをして生きて行けばいいのでは」という感じで、夫婦生活を送っていたそうです。そんな夫婦関係にあることがきっかけで亀裂が走り、思いがけない結末となりました。浮気調査を専門とする探偵事務所と、相談所に紹介された下請け業者のレベルの違いで大逆転した時のお話です。そのあたりを書いていきたいと思います。 Contents1 最初の始まりは、奥様の浮気相手の男性2 奥様が浮気調査の為に探偵探しで信頼したのが、探偵相談所でした3 探偵相談所に相談した場合の流れ4 全国対応を謳い見せかけだけの探偵社はたくさんある5 メールの内容にビックした依頼者の最初の行動6 浮気調査専門ということで、アーカス探偵事務所にご相談。7 後日依頼者さんからのご報告8 使えなかった浮気調査の調査報告書8.1 使えない証拠8.2 使える証拠最初の始まりは、奥様の浮気相手の男性奥様は、ご主人が単身赴任先で浮気相手がいることがなんとなくわかっていたようです。ですが、十分な生活費も入れてくれるし、家に帰ってこない事が非常に楽ちんだったので、別に気にもしていなかったようです。そして奥様も趣味であるパチンコをしながら、なんとなく生活していました。ある日、パチンコ屋の常連から「他店のイベントがあるからいっしょにどうだ」と誘われて行くと、そこである男性と知り合い、意気投合すると一緒にパチンコ屋さんに行っているうちに男女の関係となりました。家庭問題を話すと、その男性にそそのかされ「ご主人の浮気調査を行い、財産や慰謝料をぶん取って離婚して俺と一緒になろう」と言われ、言われるがままに浮気調査を開始しました。 奥様が浮気調査の為に探偵探しで信頼したのが、探偵相談所でした浮気調査を行った探偵事務所が、残念ながらできない探偵事務所でした。探偵事務所を探す際に、スマホで探し「どこがいいのかよくわからないので、探偵案内所に相談しよう」と探偵相談所に相談しました。探偵相談所(探偵比較サイト)とは、提携している探偵事務所を探偵相談所の相談員が話を伺い、その内容にあった探偵事務所を紹介してくれるというシステムです。 これが奥様の失敗の始まりでした 探偵相談所に相談した場合の流れ大きな問題は、相談を聞いた方が調査に出ない、報告書も作成しないので、どのようなことに使いたい調査報告書かがわかっていないというところです。浮気調査一番必要なものは、証拠ではなくて、どのように証拠を使いたいかという目的です。ここがズレていると、欲しかった調査報告書とは違う、的がズレた調査報告書が出来ることになります。 相談者さん。↓探偵相談所に電話する。↓コールセンターにつながる。↓女性が話を聞いてくれる。 (感じがいいのでこの人にしよう)↓その情報が、下請け探偵に情報が行く。 (この時点で相談員はいなくなり、相談内容が無駄なものになる)↓調査開始。(下請け)↓報告書作成。(目的の定まっていなもの)↓探偵さんから、報告書をもらう。 (ここで初めて当たりの下請けか、外れの下請けかがわかる) 全国対応を謳い見せかけだけの探偵社はたくさんある探偵相談所が紹介してくれたところは、全国対応という探偵事務所で、しっかりしているだろうということで契約を結びました。会ってみると、最初に言っていた値段の2倍請求されましたが、全国対応で安心できるかと思い契約したそうです。探偵さんから連絡があり「証拠とれましたので、事務所に来てください」ということで、事務所に行き報告を受け、調査報告書をもらいました。その調査報告書を証拠に、奥様はご主人に「浮気の証拠は撮りましたので離婚してください。」というメールが届き、「慰謝料1000万円、自宅はこのまま子供と住む」とのことでした。 メールの内容にビックした依頼者の最初の行動内容にびっくりした依頼者さんが最近のママの様子を聞く為に子供に連絡すると、 「最近あんまり帰ってなくて、朝とかはあんまり会えへんわ」 「浮気している?」と依頼者も考えていたようで、これが決定打となり浮気調査の依頼を考えたようです。なぜ、怪しんでいたのかというと、週に何回も岡山に高速で行っているETCカードの履歴があり、おかしいなとは思っていたが「仕事でも始めたのか」と思っていたようです。 浮気調査専門ということで、アーカス探偵事務所にご相談。 「実は、浮気の証拠をとられてしまいました。」この前いつものラブホテルに行ったときに、「変な車が付いて来るな、こいつもホテルに入るのか」と思っていたら、出て来た時にもその車がいてたので、「やられた」と思ったようです。その数日後にメールが来たので、やはり探偵だったのか。でも、奥様も浮気をしていると思うので、確認と浮気をしているなら証拠を撮ってほしいというご依頼で、調査を開始。証拠は簡単に撮れました。ご主人が自宅に帰り奥様のカーナビの履歴を見ていると、パチンコ屋さんに行き、その後ラブホテルに行くようで、向かっている間の会話もドライブレコーダーに入っていました。その情報から日にちの特定。調査日の設定を行い、2回のホテルの出入りが撮れました。依頼者さんに報告すると「これで喧嘩両成敗みたいなもんやな。嫁とはあまり争いたくないし子供もいてるし、どうにかするわ」こうおっしゃっり調査は終了。 後日依頼者さんからのご報告後日、依頼者さんから連絡があり、実はお互いが弁護士を入れ話し合いになったが、相手の不貞の証拠がきちんとしたものでなかったので、こっちの勝利で終わりました。「余裕で勝てました。ありがとうございました!!」と、ご連絡を頂きました。 使えなかった浮気調査の調査報告書結果的には、紹介された相手の探偵事務所は、下請けを使ったことできちんとした証拠が撮れなかった。なにが違ったのか?相手の探偵社のご報告書は、車から降りたところの写真で、2人のお顔が映っていなかったことと、その前の行動の部分でも、その車に乗り込んだのが、写っていなかったようで、出て来たところも丘をが映っていなかったので、証拠になりえなかったようです。使えない証拠このような写真が3枚張り付けられており、ホテルに入って行くとあったそうです。別に悪くはないんですが、大前提である(誰と誰が、いつ、どこで、どのぐらい)の誰と誰がが抜けており、付加的な写真が無かったのが致命的でした。使える証拠内容は同じでも、1枚増えるだけで証拠となります。またこのシーンが難しい場合は、この車に乗り込み一度も降車していない事が立証されればいいと考えられています。ホテルに入る20分前の最後車に乗った際の証拠写真。 写真が1.2枚増えるだけで証拠能力としては全然違い、このあたりを理解していれば問題はないんです。 「一番怖いのは、使えない証拠だという認識がなかった」ということです。 話を聞くアポインター、調査を行う人、報告する人。それぞれ違うので、情報が錯綜することは当たり前のことです。 依頼者さんは、アーカス探偵事務所に依頼んでよかった。浮気調査専門の底力見せてもらいました!と言っていただきました。 facebook tweet はてブ LINE