- 記事を書いた人・監修|増田剛
依頼者
30代:妻
対象者
40代:夫「警察官」
調査時間
53時間
調査料金
1,501,500円
警察官の夫が捜査と言って浮気をしているみたいなので証拠をとって離婚したい
「警察官の夫の浮気調査をお願いします。最近、捜査と言って外泊が増えましたが、行動がおかしいので浮気を疑っています。浮気の場合離婚したいのでしっかり証拠を取りたいです。」
神戸市の30代の奥様から、40代のご主人(警官)の浮気調査をご依頼いただきました。
以前は宿直の後、帰宅していたところ、「捜査」と称して帰宅しないことが増え、浮気を疑い始めたとのことでした。
宿直後に捜査と称して帰宅しない日が増えて交通カードの履歴もおかしい
警察官であるご主人と専業主婦の奥様は神戸市にお住まいで、お子様は3人いらっしゃいました。
ご主人の趣味はパチンコで、休日は朝から晩まで入り浸ってかなりつぎ込んでいるとのことです。
今回、奥様が異変に気付いた第一のきっかけは、急に外泊が増えたことでした。
以前は、宿直の後は一度帰宅していたところ、ある時を境にそのまま「捜査で帰れない」と言って外泊するようになったそうです。
第二のきっかけは、お金の減り具合です。「仕事」「捜査」といって出かけているにも関わらず、貯金の減り方が休日にパチンコに行っている時と同じくらいひどく、これは何かあるな…と思い始めたそうです。
怪しいなと思った奥様は、アプリを使ってご主人の交通カード(ICOCA)の履歴を見たところ、自宅(神戸市内)と職場(兵庫県内)以外に、頻繁に大阪の難波駅で乗り降りしていることが判明しました。
【参考記事】※弊社の記事を参考に履歴を取られたそうです。
【SuicaやICOCAの履歴で浮気調査】浮気を見破れるICカードは
捜査で大阪に行くとは考えにくいうえ、飲み会などがあったとしても近場が多く不自然で、奥様は「浮気かもしれない」と思われたそうです。
ご主人は以前から、少々DVやパワハラ傾向があり、奥様はつらい思いをされていたため、「もし浮気ならば、気持ち悪いし、これ以上つらい生活に耐えるのは嫌だから、すぐにでも離婚したい」とお考えでした。
そのためにしっかりした証拠を取りたいと、探偵への依頼を決められたそうです。
離婚や慰謝料請求に使える証拠をしっかり取りたい
奥様は費用は掛かってもいいので、確実に離婚して、ご主人と浮気相手双方に慰謝料請求をしたいとお考えでした。
そのためには次のような情報を集める必要がありました。
- 2人の親密さがわかる証拠(ただの友人・同僚ではなく恋人のような関係)
- 不貞行為を推測できる強い証拠(ホテルへの出入り・複数回)
- 相手女性の素性
今回、確実に離婚したいとのご要望がありましたので、
「捜査のために同僚とラブホテルに潜入しただけ」「捜査に協力してくれる女性から情報を聞くためにやむを得ず…」
などど言い逃れされないようにしっかりとした証拠を取る必要がありました。
警察官の浮気調査の難易度は高い。確実に証拠を押さえるため探偵を多めに配置することを提案
職業柄、ご主人の動きに規則性がなく、なかなかタイミングがつかめない中、ちょうどご主人から「もしかしたら、捜査で帰れないかも…」という日を知らされたので、その日に調査を行うことになりました。
今回の調査の特徴は次の通りです。
- 車移動でなく電車・徒歩移動
- 宿泊がある
- 尾行に慣れた警察官相手なので慎重な調査が必要
- 次にいつ調査できるかわからないので今回できるだけ情報を集める
これらを踏まえ、通常よりも多めの人員と、時間設定で調査を行うことをご提案しました。
■お見積り金額
調査員5名 × 40時間/1,000,000円
車両経費/20,000円
即日対応/
合計/1,020,000円+税
奥様が、事前にご自身で調べた際の、ご予算内に収まるようでしたので、上記のプランでご依頼いただくことになりました。
警察の内情に詳しく調査実績もあるからアーカスに決めた
奥様に、アーカスを選んだ理由をお聞きしたところ、次の3点を挙げられました。
- 事務所が神戸と大阪にありそれぞれに土地勘がある
- 警察OBが顧問にいて内情に詳しい
- 警察官の浮気調査の実績が多数ある
警察OBが顧問としているほか、ご来社いただいた際に、過去の警察官の浮気調査についてご紹介させていただいたことが、大きな決め手になったとのことです。
また、大阪にも事務所があり、調査を多数行っておりますので、なじみのない大阪の難波での調査も安心して任せられると思われたようです。
ご主人が「帰れないかも」と言っている会議の日に5名体制で調査を決行
この日は、ご主人が必ず出席する会議がありましたので、そこから難波まで尾行調査を行うことになりました。
4名は警察署、もう1名は難波駅でバイクで待機させました。
調査1回目 会議後の動向を朝まで追跡
15:00 警察署前に待機。
15:30 男性数名出てくると電車に乗り県内の駅で下車。大きめのビルに入っていく。
19:00 会議が終了した様子で、会場から出てきたご主人は、駅で同行していた男性たちと別れ、大阪方面の電車に乗りました。
20:00 難波駅に到着。改札を出るとパチンコ屋さんに入っていき、女性と合流し、隣の席で遊戯を始める。
22:30 2人でパチンコ屋を出ると近くの居酒屋に入っていく。
24:00 居酒屋から出た二人は、隣の駐車場に停まっていた女性のものと思しき車に乗って出発。
24:30 上本町のラブホテルに車で入っていく。
24:35 車を停めた後、いったん徒歩で出て2人で近くのコンビニに入る。
25:00 再び2人でホテルに入っていく。
=翌日まで継続=
12:00 ラブホテルから出てきた2人は、女性の車で出発し難波のパチンコ屋に入っていった。
18:00 ご主人が1人でパチンコ屋から出てきた。
ここまでの調査で、ご主人が捜査ではなく大阪のパチンコ屋で女性と落ち合い、ラブホテルに行っていたことが判明しました。
今回、このまま女性の動向を探り、素性を明らかにするための調査を継続することになりました。
女性の素性を探る調査
女性はご主人が帰った後もパチンコ屋にいましたので、動きがあるまで張り込み、動向を追いました。
22:30 女性がパチンコ屋から出て、車で出発。
23:00 大阪市内の居酒屋に入っていく。
24:00 居酒屋から出て車で出発。
24:30 大阪市内のマンションの駐車場に車を停めた後、一人でマンションに入っていった。
女性は大阪市内に住む、警察とは関係のない人でした。
調査2回目 ご主人側と相手女性側、パチンコ屋の3か所に分かれて調査
1回目の調査で、親密な関係やラブホテルへの出入りの写真を撮ることができましたが、「一夜限りの関係だった」「あの女性と会ったのは偶然」などど言い逃れされる恐れがあるので、もう1回分の証拠を取る必要がありました。
翌週の木曜に、再びご主人が帰れないかもしれないという日がありましたので、調査を行うことになりました。
その日は、ご主人の勤める警察署と女性宅、難波のパチンコ屋に分かれて張り込みを開始しました。
17:00 調査開始。警察署に動きなし。女性宅には車が見当たらない。難波のパチンコ屋(前回と同じ場所)に女性の車を確認。店内に女性の姿も確認できた。
17:30 ご主人がパチンコ屋に現れ女性と合流。警察署に動きがなかったうえ、通常の勤務時間だと17時に難波に出るのは難しいため、ご主人は仕事が休みだったか、何らかの理由で仕事をしていなかったと考えられる。
22:30 パチンコ屋から出てきた2人は前回と同じ居酒屋に入っていく。
24:00 車で上本町のホテルに向かい、前回と同様に、一度徒歩でコンビニに行ってから再度入っていく。
=翌日まで継続=
12:00 2人がホテルから出てくる。
=調査解除=
ご主人は、また同じ女性と会って、恋人のように親しげに過ごしてホテルにも宿泊していることが判明しました。
これらをまとめた調査資料は言い逃れのできない浮気の証拠となり、離婚や慰謝料請求できるものとなりました。
今回の調査でかかった料金詳細
■実際にかかった浮気調査の費用
調査員3名 × 56時間/840,000円
車両経費/20,000円
即日対応/
――
合計/1,122,000円+379,500円
今回2回目の宿泊の証拠を取るために調査の13時間の延長をご依頼いただきました。
ご主人は難波のパチンコ屋で女性と待ち合わせて浮気していたことが判明
この調査で、警察官のご主人が「捜査で帰れない」と言って、職場とは全く無関係の難波のパチンコ屋で女性と会って浮気をしていることが判明しました。
警察官の配偶者の浮気が怪しいと思った場合「この人がそんなことをするはずがない」と思われる方も多いですし、「調べてみてばれたらどうしよう」と萎縮してしまう方も多いです。
しかし、放っておいて離婚を突きつけられたり、家計を圧迫するほどの金銭の使い込みがあったりした場合、証拠を取るには遅すぎることもあります。
あなたがすこし怪しいなと思っている時点では、相手も「疑われていないだろう・ばれないだろう」と逆に思っている可能性が高いです。
なんとなく、行動が怪しいと思われたら、なるべく早く調査を行い、浮気の場合は証拠をつかんでおくとよいでしょう。
その場合は、警察OBが顧問として在籍している・警察官の調査実績があるなど、内情を良く知り調査に慣れた探偵事務所に相談されることがおすすめです。