アーカス探偵事務所 記事を書いた人・監修|増田剛

依頼者
40代:妻
対象者
40代:夫「会社員」
調査時間
24時間(3日間パック)
調査料金
453,600円

夫に離婚を切り出されたが拒否するため浮気の証拠が欲しい

「夫から突然離婚を切り出されて困って、弁護士さんに相談したところ、浮気の疑いがあるなら証拠を取ることを勧められ、ご連絡しました。」

京都市下京区にお住まいの40代の専業主婦の奥様から、40代のご主人の浮気調査をご依頼いただきました。

奥様は、ある日突然、ご主人から「お前のことが嫌いになったから離婚してくれ」と迫られ、「子供が3人いるのに、これからどうしよう、離婚だけは避けたい」と大変お困りになりました。

奥様は、京都市が開いている無料法律相談に行ったところ、弁護士さんから「浮気の疑いがあるなら、証拠を取っておくと離婚を拒否できる可能性が高まりますよ」と勧められたそうです。

離婚を切り出す1年ほど前から様子がおかしく浮気の疑いがあった

奥様はご主人の浮気について心当たりがあり、次のような背景を教えてくださりました。

釣りが趣味のご主人は、1年ほど前に「釣りが好きな女性が職場に入ってきた」という話をして、家でもよくその女性の話題が上がるようになったそうです。

それから2か月ほどが経過すると、以前は家族で休日に昼釣りに出かけていたところ、まったく行かなくなり、ご主人は一人で夜釣りに出かけるようになりました。

夜釣りの時は22時に家を出て翌日の昼頃まで釣りをして夕方ごろに帰ってくるという行動パターンでしたが、帰宅後にいつも行っていた釣り具の手入れをしている様子が徐々になくなっていったそうです。

それを見た奥様は「釣り具を大事にしなくなったのかな、いや、本当は釣りに行っていないのかも…」と、疑うようになりましたが、その当時は別にいいかと思ってスルーしていました。

しかし、離婚を切りだされてから思い返してみると、ご主人はここ半年ほど、例の釣り好きの同僚女性について全く話さなくなったことに気づき、ご主人が同僚女性と夜釣りに行き男女の関係になったのではないかと、思い至ったそうです。

弁護士さんからの勧めもあり、奥様は離婚を回避するためにきちんと証拠を掴もうと動くことを決められました。

離婚したくないので回避のための十分な証拠を取り相手女性も判明させたい

奥様は、3人のお子様との生活もあるため、離婚を回避したいとお考えでした。さらに、相手女性も想定している人物かどうか確認し、その場合突きつけられる証拠を取っておきたいとのことで、次の2つの証拠を掴むことが必要と考えられました。

  • ご主人が浮気をしているかどうかがわかる証拠
  • 不貞行為を推測できるホテルへの出入りなどの証拠
  • 相手女性の素性

浮気と思われる恋人同士のような行動をしていても、同僚の場合「仕事の相談に乗っていた」「趣味を一緒に楽しんでいた」などと言い逃れをされる恐れがありますので、不貞行為を推測できるラブホテルなどへの出入りや宿泊の証拠をつかむ必要があります。

また、離婚の回避や慰謝料請求などのためには、1回きりの証拠では効力が弱いので、何度も関係を繰り返していることを立証できる複数の証拠があることが望ましいです。

相手女性が例の釣り好きの女性だったとすると、以前「新婚で戸建てを買ったばかり」という話をご主人から聞いていたこともあり、奥様は「遊びで他人の家庭を壊すなんて許せない」とお怒りでした。

そのため、本当にその人かどうかをはっきりさせておきたいと考えられていました。

事前にGPSで行動パターンを掴んでから尾行調査することを提案

ご主人は車移動が中心で、夜釣りは月に1度、それ以外の週末は飲み会と言って隔週くらいの頻度で夕方から出かけ夜には帰っていました。

ご主人は、お酒を飲まないので、飲み会にもいつも車で行き、一緒に行くメンバーを送迎しているということでした。

ただ、夜釣りについても、飲み会についても、実際はどこで何をしているかわからない状態でしたので、事前にご主人の車にGPSを取り付けて、行動パターンを把握してから、尾行調査を行うことをご提案しました。

GPS調査は奥様ご自身で行っていただくので、弊社で行う尾行調査は、ご主人が釣りに行く日の1泊と飲み会で夕方から夜中まで出かけている間の時間だけで済み、コストを抑えられます。

実際に掛かる時間を見積り、以下のパックをご提案したところ、ご予算にも見合ったことから、実際にご依頼いただく事になりました。

■お見積り金額

調査員3名 × 24時間/360,000円
車両経費/60,000円
即日対応/
合計/420,000円+税

※ GPSは無料レンタル

アーカスを選んだ3つの理由

ご主人に弊社アーカスを選んだ理由をお伺いしたところ、3つあげてくださりました。

  1. 弁護士さんからの紹介だった
  2. GPSデータから調査方法を決め、費用を最小に抑えられる
  3. 実際に話してみて安心して任せられると思った

京都市開催の法律相談で担当された弁護士さんの紹介で弊社にご連絡いただきましたが、その弁護士さんと弊社は全く関係がなく、面識もないにもかかわらず、「実際には会ったことはないけれど、大阪に腕のいい探偵がいるらしいので、連絡してみてはどうですか」とアーカスをおすすめしてくださったそうです。

実際に相談のためにアーカスに訪問したところ、しっかり事情を聞いて、効率の良い方法を提案してくれたので、安心して任せられると思われたとのことです。

ご主人が釣りや飲み会といって出かける日を狙って尾行調査

調査にあたり、奥様にお願いしたのは、ご主人の行動についてGPSで事前調査することです。

「ご主人が奥様に告げている行き先と、本当の行き先が一致しているか」「夜釣りの行き先はどこか」など、行動の実態を掴むために、3回ほどのデータを取っていただくようお願いました。

しかし、事前調査の途中でご主人から、「ボーナスが出る3週間後に、この家を出て実家に帰る」と迫られたため、完全なデータは揃いませんでしたが、奥様のご要望で、尾行調査を行うことになりました。

この時点で取れていたご主人の行動パターンは下記の通りです。

17:30 飲み会と言って自宅を出発しました。

18:00 職場の裏のコンビニに駐車。少し待機して出発しました。

19:00 ファミレスに駐車しました。この時点で飲み会ではないことが判明しました。

20:00 京都南のホテルに駐車。

23:00 ホテルを出発し、ある駅で少しの間駐車。

事前調査で、ご主人は「飲み会」と偽って、ファミレスやホテルに行っていることが判明しました。

さらに、最後に立ち寄った駅は、以前ご主人から、例の釣り好き女性が住んでいると聞いていた地域の最寄駅でした。

ここからは、調査の内容を紹介します。調査中に対象に動きがあった時は、このような形で写真とともにリアルタイムの報告を入れされていただいています。

 

ご主人が「夜釣りに行く」と出かける夜から翌日にかけての調査

調査初日はご主人が「夜釣り」に行くと言って出かける予定の日でした。22時頃出かけると聞いていたので、少し前から張り込み開始しました。

22:00 自宅を出たご主人は職場に向かい、女性を車に乗せ、近くのファミレスに入りました。

23:30 食事を終えた2人は車で女性の最寄駅へ向かい、女性は車から降りました。

23:40 ご主人は漫画喫茶に入りました。

ここまでで、ご主人が「夜釣りに行く」というのが嘘で、女性と食事した後、自分は一人で漫画喫茶で過ごしていることがわかりました。

ご主人は漫画喫茶に朝までいると考えられましたので、フリータイムの終わる10時の少し前の時間を狙って、翌日の調査を開始しました。

9:00 張り込み開始。

10:00 漫画喫茶から出てきたご主人は女性の最寄駅に向かい、女性を車に乗せて出発しました。

10:15 2人は近くのファーストフード店に入りました。

12:00 食事を終えた2人は車で出発し、職場に向かい、女性だけが降りて、ご主人は自宅方面に向かいました。

ここで、一旦調査は解除しました。ご主人が、釣りに行かず、女性と夕食をとり、漫画喫茶に宿泊し、翌日昼食をとるという行動をとったことは判明しましたが、2人での宿泊など、決定的な証拠は得られませんでした。

ご主人が「飲み会に行く」と言って出かける日の調査

次は、「飲み会」といって出かける日の調査です。事前調査のGPSのデータでは、「飲み会」と言って出かけた日に、ホテルに立ち寄っていることが判明していますので、証拠取得できる見込みがありました。

18:00 調査開始後すぐ、ご主人が車で職場に向かい、女性を乗せて出発しました。

19:00 2人は居酒屋に入って行きました。

20:00 2人は、GPSの事前データと同じ京都南のラブホテルに入って行きました。

23:00 ラブホテルから出てきた後は、ご主人が女性を最寄駅に送って行きました。そのまま女性を尾行すると、駅の反対側にご主人と思われる男性が車で迎えに来ていました。その日は調査車両がなかったのでここで一旦調査解除しました。

やはりご主人は飲み会には行かず、例の女性と2人きりで会ってホテルにも行っていることが判明しました。

2つ目の証拠取得と女性の素性を探るための調査

ご主人が次に「飲み会」と行って出かける日に再び調査を行います。

前回ラブホテルへの出入りを抑えましたが、証拠を確実なものにするため、最低でも、もう1度ホテルへの出入りを抑える必要がありました。また、今回は車両を配置して女性の素性を探ることになりました。

18:00 調査開始後すぐ、ご主人が車で職場に向かい、女性を乗せて出発しました。

19:00 2人はカフェに入って行きました。

20:00 2人は、前回と同じ京都南のラブホテルに入って行きました。

23:00 ラブホテルから出てきた後は、ご主人が女性を最寄駅に送って行きました。今回も、駅の反対側に、女性のご主人と思われる男性が車で迎えに来ていましたので、待機していた車両で尾行を開始し、女性の家をつきとめました。

この日の調査で、ホテルへの出入りの証拠をもう1つとることができ、女性がやはり例の釣り好き女性出あること、そして既婚者で、新築の戸建てに住んでいることが判明しました。

複数回にわたるラブホテルへの出入りや、仲睦まじく食事をする様子などをしっかりと撮影し、離婚回避や慰謝料のために有効な証拠資料の作成が可能となりました。

今回の浮気調査でかかった料金詳細

お見積もり通りの時間・料金で調査は完了しました。

■実際にかかった浮気調査の費用

調査員3名 × 24時間/360,000円
車両経費/60,000円
即日対応/
――
合計/453,600円

離婚を拒否するために十分な浮気の証拠を取得することができた

調査により、突然離婚を切り出したご主人が、既婚の同僚女性と浮気をしていることが明らかになり、離婚を拒否する為の証拠として、不貞行為を示唆するホテルへの出入りの証拠を複数取得することができました。

ご主人から突然離婚を切り出され、実は浮気が原因だったのに、証拠を掴むことができず、泣き寝入りされる奥様は多いです。

離婚を切り出されたときは、焦りは禁物ですが、なるべく早く弁護士に相談し、浮気の疑いがある場合は探偵への依頼を検討されることがおすすめです。

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