情報コラム

浮気調査

2022/05/27

有効な不倫の証拠写真とは?必須条件や枚数をプロが解説

車の窓から写真を撮影する

「配偶者の不倫現場を、証拠として写真に残したい」というアナタへ。

「不倫の証拠」を押さえ、離婚協議や慰謝料の請求を有利に進めるためには

配偶者と不倫相手が「肉体関係」をもち、金銭目的でない継続的な関係にあること

がわかる写真でなければなりません。

また中には単体では弱いものの、組み合わせることで不貞行為を証明できる「あわせて用意したい証拠写真」なども存在します。

この記事では「パートナーの不倫を暴いて、証拠写真を押さえたい」という方に向けて

  • 不倫の証拠写真を押さえるべき理由
  • 不倫の証拠として認められる写真の条件
  • 不倫の証拠写真を個人で押さえることは可能か?

といった内容について詳しく解説していきます。

 

不倫の証拠写真を撮影すべき3つの理由

不倫の証拠写真

パートナーが不倫をしている場合、今後あなたがどのような選択をするにしても不倫の証拠写真を押さえておくことはとても重要です。

まずは不倫の証拠写真を確実に押さえるべき3つの理由について解説します。

1.離婚する・しないを自分で選択できる

1つ目の理由は不倫の証拠写真を押さえることで、離婚する・しないの選択権を得られるためです。

確実な不倫の証拠を撮影した場合、パートナーは「有責配偶者」となり、相手側の希望で離婚することはほぼ不可能となります。

一方あなたが離婚を希望した場合パートナー側に拒否する権利はないため

・準備が整うまで、相手からの離婚に応じなくて済む
・相手から別れを拒否された場合も、確実に離婚できる

と、「あなたの好きなタイミングで離婚の有無を決定」することが可能となります。

 

2.慰謝料を請求しやすくなる

2つ目の理由は「慰謝料の請求」を確実に遂行するためです。

日本の法律上、配偶者に不倫された被害者には、配偶者と不倫相手の双方に慰謝料を請求する権利が与えられます。

もし加害者側が支払いを拒否した場合でも「不倫を証明する証拠写真」を押さえておくことで、不貞行為を立証し着実に慰謝料の請求をおこなうことが可能です。

 

3.確実に不倫相手と別れさせられる

不倫の証拠写真を撮影し相手の身元を明らかにすることは、両者の関係を終わらせ夫婦関係を修復する上でも役立ちます。

不貞行為の証拠を押さえることで

  • 不倫相手に対して、証拠とともに既婚者である事実を伝え、別れてもらう
  • 不倫相手に対して、既婚の事実を知った上での行為であれば慰謝料を請求する
  • 不倫相手に対して、慰謝料の請求をしない代わりに身を引いてもら

など、あなたが望む条件で不倫相手との交渉を進めることが可能です。

 

以上のような理由から「不貞行為を証明する写真」を残すことは非常に重要です。次章では実際に法的な効力をもつ「証拠写真」の条件について見ていきましょう。

 

裁判で使える「不倫の証拠写真」では「継続的な不貞関係」の立証が必須

慰謝料の請求や離婚裁判で確実に希望を通すためには、不倫の証拠として配偶者不倫相手との「肉体関係(性行為)」を証明する必要があります。

本来、証拠としては「性行為を撮影した写真」が求められますが、現実的に不可能なため「肉体関係がわかる状況証拠」を押さえることで不貞行為が認められます。

【不倫の証拠写真として必要な条件】

  • いつ・どこで・誰と・何をしていたか(何をしていたと思われるか)がわかること
  • 継続的な関係が立証できること
  • 金銭を目的とした関係(風俗や枕営業)でないと立証できること 

たとえば不貞関係の証拠として「2人がホテルに出入りする写真」は非常に有効ですが、1度きりでは「継続的な交際関係」が立証できないため、証拠として確実とは言えません。

証拠としての有効性を高めるには

  • 2回以上ホテルや自宅に出入りする場面を撮影する
  • ホテルや自宅の場合、滞在時間や入室時間が常識的に怪しいことをあわせて提示する
  • ホテルや自宅の出入りに加え、LINEのやり取りや旅行・デート中の写真を押さえる

といった工夫をおこなう必要があります。

 

「性行為」立証のため押さえるべき証拠写真

一般的な探偵の浮気調査方法

前章では不倫証拠の条件として「肉体関係(性行為)」が証明できることが重要、という話をしました。

「性行為の証明として効果のある写真」についてご紹介します。

1.ラブホテルや自宅に出入りするシーンの写真

「ホテル」あるいは「浮気相手の家」に出入りする写真は、両者の肉体関係を証明するために有効な証拠です。

ただ「入るシーン」「出るシーン」だけでは滞在していたことを証明できないため

  • 出る・入る、両方の場面を撮影すること
  • それぞれの時刻も証拠として残すこと

が非常に重要です。

また1回限りの関係は不貞行為と認められづらいため、2回以上の出入りシーンを撮影することが望ましいでしょう。

 

2.性行為中の写真や動画

あまり現実的ではありませんが「性行為中の写真・動画」は、不貞行為を立証する上でかなり有効です。証拠としては写真に2人の顔が映っており、誰かを確実に把握できることが重要です。

ただし「ボイスレコーダーで行為中の音源を撮影したもの」は、決定的な証拠になりづらいため要注意。

「いつ・誰と性行為があったか」を証明するため、互いの名前を呼んでいる声やイチャイチャしているところが録音されていれば、有効な場合もあります。

 

併用することで効果を発揮する証拠写真

イチャイチャする上司と部下

続いて単体では効果が薄いものの、他の証拠と併用することで効果を発揮する「あわせて撮影しておきたい写真」についてご紹介します。

1.手繋ぎやハグ、キスシーンの写真

手繋ぎやハグ・キスをしている写真は、肉体関係の証明はできないものの「両者が男女の関係にあること」を立証する手段として有効です。

例えば「ホテルの出入り」を押さえた写真に対し「一緒に入っただけで部屋は別だった」と反論された際も、キスやハグの写真を合わせることで、不貞行為を認めさせることが可能となります。

 

2.男女の関係がわかるLINEやメールの会話写真 

スマホに出たLINEのポップアップで浮気が判明

「大好きだよ」「またデートしようね」「明日、19時に駅前待ち合わせで!」といった、LINEやメールの会話も可能であれば写真で残しておきましょう。

2人が継続的にプライベートで会っていることや、男女関係にあることを証明する上で効果を発揮します。

 

3.日帰りで行けない地域や観光地でのツーショット写真

泊まりがけでしか行けないような遠方でのツーショット、イチャイチャした写真も裁判で有効な証拠となります。

日帰りできない=外泊があった可能性を示唆するため、不貞行為の証明には大いに役立ちます。

 

この他にも「旅行やホテルの領収書」「SNS・DMでも性行為を想像させるやりとり」といった、不貞行為の証明に役立つ証拠はいくつか存在します。ぜひ以下の記事もあわせてご覧ください。

 

不倫の証拠写真を自分で押さえることは可能か?(体験談)

スマホで不倫の証拠を撮ろうとする女性

この記事を読まれている方の中には「なるべく自分で証拠写真を押さえたい」という方もいらっしゃるでしょう。

実際のところ証拠現場を撮影すること自体は、それほど難しいことではありません。GPSで浮気現場や時間を特定し、しっかりと準備をすることで写真や動画を押さえることが可能です。

ただし問題は仮に良い写真が撮れたとしても、それを裁判で有効活用できる状態に仕上げられるかは、また別の話であるということです(報告書にまとめる作業等も該当します)。

例えば「ホテルから出入りする写真」が2枚あったとしても、実際の裁判で「よく使っているデリヘルを利用しただけ」と主張されれば不倫は認められません。そこで不倫を立証するために別途不倫の一連の流れや男女関係を証明する必要がありますが、それを個人の知識や力量でさばくのはあまり現実的ではありません。

自身で不倫現場を撮影した、奥様の事例

先日、ご自身で旦那さんの不倫現場を撮影された「A子さん」の事例をご紹介します。

旦那さんが、なんと旦那さんの実の妹(30代独身女性)と不倫している疑いがあり、証拠写真の撮影を考えられたというA子さん。

当社にてGPSをレンタルし不倫現場(ホテル)を特定。別日でホテルに張り込みをし、エントランスから出てくる現場(朝方)の写真を押さえられました。

しかしホテルから出てくる場面のみでは「ホテルへの滞在」を立証できず(「早朝バイキング」もしていたため「食事で利用した」と言い逃れされる可能性もある)、弁護士からは「証拠として不十分」と言われてしまったそうです。

最終的にGPSをお貸ししたご縁から当社へ「不倫調査」のご依頼をいただき、裁判等で有利になるため「不倫相手の自宅から、2人が出入りする写真」を押さえることとなりました。

 

このように実際に法的な場面で使える「証拠写真(と、紐づくストーリー)を」を押さえるには、不倫調査や裁判に知見のあるプロに依頼するのがもっとも確実です。

「アーカス」では過去にも数多くの不倫調査・証拠撮影をおこない、パートナーの不倫で悩む皆さんのお悩みを解消してきました。気になっていただけた方は、ぜひ当社の「浮気調査の成功事例」についてご覧ください。

まとめ

不倫の証拠を突き付けて、旦那に謝罪される奥さん

「不倫の証拠写真」はあなたの身を守るため、そしてあなたが望む選択をするために必要なものです。

ただし中途半端な知識で証拠集めに取り組むことは、ときに証拠として不十分となったり、配偶者に怪しんでいることがバレるきっかけになったりというリスクも備えています。

パートナーの不貞行為に悩んでいるのであれば、ぜひ1人で抱え込まず「アーカス探偵事務所」へお問い合わせください。歴17年の経験豊富な探偵が、あなたの相談を聞かせていただきます。

→ 探偵に「不倫の証拠集め」や「パートナーの浮気」について相談してみる。

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