- 記事を書いた人・監修|増田剛
依頼者
50代:妻
対象者
50代:夫「会社員」
調査時間
157時間
調査料金
891,800円+646,800円(追加)
転職後から様子がおかしい夫の浮気を暴きたい
「転職してから、ほとんど毎晩外食して帰り、土日も出勤し、こっそり有給を取っている夫の行動が怪しい」
兵庫県加古川市にお住いの50代の女性から、同じく50代のご主人の浮気調査をご依頼いただきました。
転職を機に夫婦で過ごす時間が著しく減った
奥様が最初に浮気を疑いだしたのは、転職後、ご主人の帰宅がだんだん遅くなり、ほとんど毎日家で夕食をとらず、日付が変わってから帰宅するようになってきたことがきっかけでした。
もともと奥様とご主人は40代のときに同じ職場で出会い結婚し、その後奥様は専業主婦に、ご主人は別の会社に転職されたそうです。
その転職により年収が増え、飲みに行く回数が増え、さらに、ご依頼の数ヶ月前くらいからは、土日も仕事と言って出かけて行き、家にいる時間はほとんど自室で寝ているという日々が続いていました。
奥様は、恋愛結婚したのに夫婦で過ごす時間がほとんどなくなって「何のために夫婦になったのか・・・」と後悔されていました。
浮気を疑いつつ「まさか」と思われていた奥様ですが、あるとき給与明細を見ると、奥様の知らない2日間の有給取得の記録があり、両日普通に出勤して行った日なので、「浮気じゃないとしても絶対に何かある・・・」と勘付かれ、調査に踏み切ったとの事です。
もし本当に浮気をしているのであれば、ご主人とは離婚し、ご主人と相手女性に慰謝料請求をしたいとお考えでした。
離婚と慰謝料のために浮気の証拠と相手女性の情報が必要
奥様は、浮気であれば離婚と慰謝料を希望されていましたので、法廷でも使えるようなしっかりとした証拠が必要でした。
具体的には、次のような証拠で、1つだけではなく複数の証拠が合って初めて、浮気を立証できます。
- 2人が特別な関係であることを示す写真・映像などの証拠
- 不貞行為を示唆するラブホテルや自宅などへの滞在の証拠
ご主人が出かけている時間が長く、証拠を取るまでには1週間はかかると見られました。
1週間のご主人の動きを見るための所要時間と費用をお見積もり
奥様からは「今日はいつもと違うから動いてください」などピンポイントの調査ではなく、1週間ご主人がどのように動くかの調査をご希望いただいていましたので、次の2点をポイントに、所要時間と費用を見積もりました。
- 1週間本当に毎朝6時から出勤しているか
- 出勤した場合は、一旦中断し、定時の17:30から調査を再開
ご主人が平日は全て出勤すると想定したときの見積もりは以下のとおりです。
【月曜日~金曜日】
朝6時~10時まで・・・4時間
夕方17:30~24:30まで・・・7時間
合計:11時間×5日間=55時間【土曜日と日曜日】
6時~24時まで・・・18時間×2日間=36時間【1週間の料金見積もり】
合計:91時間×9,800円=891,800円
アーカス探偵事務所に今回の浮気調査を依頼された理由
ご依頼主様に、アーカス探偵事務所を選んでいただいた理由をお聞きしたところ、次の2点を挙げられました。
- 自宅のある兵庫県とご主人の職場の大阪府の両方に事務所がある
- ご主人の動きに合わせて柔軟な調査を行ってくれる
特に2つ目については、平日に、出勤しなかった場合は、中断せずそのまま調査を続けてくれるという点が良いと考えられたようです。
1週間の浮気調査と証拠取得のための追加調査の内容
月曜日の調査
06:00:ご主人は自宅から駅に向かい電車に乗ると、三宮駅で30代後半くらいの女性と合流し、そのまま同じ会社に入っていきました。ここで調査を中断します。
17:30:調査再開
18:00:ご主人は朝一緒に出勤した女性と一緒に会社から出てくると、三ノ宮駅で下車し、駅前の居酒屋に入っていきました。
22:00:2人は居酒屋から出てくると公園のベンチに座り談笑していました。
23:00:2人は公園を去り駅に向かい、女性は地下鉄に、ご主人はJRに乗って帰路に着きました。
火曜日~金曜日の調査
平日は毎日、月曜日と同じように、朝電車で女性と待ち合わせ、仕事終わりには2人で飲みに行き、公園で喋って別れるというパターンが続きました。
ご主人の帰りが毎日遅い理由が判明しました。
土曜日の調査
12:00:ご主人は近所のパチンコに行き22時ごろまで打ち続け帰宅しました。
日曜日の調査
当日、奥様のご実家で急遽用事があり、ご主人と共に出かける事になったとの事で、調査はキャンセルとなりました。
翌週月曜日の調査
この日はいつもと動きが違いました。
06:00:ご主人は家を出て電車に乗ったもののに三宮で下車し、いつも夜滞在している公園のベンチで女性と合流し、そのまま北野坂にあるラブホテルに向かい2人で入っていきました。
22:00:2人はホテルから出てくると、三宮駅前まで一緒に歩き、公園には寄らず、そのまま帰宅しました。
女性の自宅を判明させるため尾行しましたが、谷上駅で降りた後は車で帰っていったので、最寄り駅はわかったものの住所までは判別しないままとなりました。
●この時点で取れた証拠
この時点で取得できた証拠はご主人が毎日のように同じ女性と飲みに行き、1度ホテルに行ったという出入りの証拠だけです。どう考えても浮気をしている状態と見えますが、法廷では違います。
「仕事の相談に毎日乗ってあげていた。魔が差して1日だけ体の関係を持ってしまった」と、言い訳されると、奥様側の立場が弱くなります。
というのも、1回限りの関係は、ホテルへの出入りの証拠が取れたとしても、法廷では不貞行為とはみなされないことがほとんどです。
また、女性の自宅や素性も判明していない状態でした。
離婚や慰謝料のための証拠としては弱いので、奥様は1度どうするか考えて、再度依頼すると仰いました。
ホテルの出入りの証拠を取れるまで追加調査
3日後、奥様から「ホテルに行くまで調査を続けてください」と、追加調査のご依頼をいただきました。
とりあえず、5日間ということで調査を開始しました。
月~水曜日は前回と同じように、「朝に合流し、仕事後飲みに行って公園のベンチで喋って帰る」の繰り返しで、金・木曜日は退社後に2人は出てきませんでした。
奥様にさりげなく確認してもらうと「社外で研修があった」とのことで、社内案内文書も存在しており嘘をついている様子ではありませんでした。
証拠取得に至らなかったため、次の月曜日に追加で調査を行う事になりました。
4回目の月曜日の調査で証拠取得・女性の自宅も判明
調査開始から通算4回目の月曜日。
この日は、2回目の月曜と同様、ご主人は仕事に行かず、三宮で下車し女性とホテルに入りました。
夕方ホテルを出た2人は、そのまま帰らず、北野坂の高級焼肉店で夕食を取り、いつものベンチに座って喋り、23時ごろ帰っていきました。
この日は、女性の最寄り駅である谷上駅に、バイク調査員を配置していたため、女性宅を突き止めることも出来ました。
女性の素性を調査したところ、既婚者でした。
約2週間にわたる浮気調査の費用
今回の浮気調査でかかった料金と詳細は下記のようになります。
■合計157時間の浮気調査
調査内容:尾行、浮気調査、素性調査
<料金詳細>
当初の調査:91時間×9,800円=891,800円
追加調査:11時間×6日間×9,800円=646,800円
合計:157時間×9,800円
合計 1,538,600円
転職後の変化はやはり浮気だった…証拠のおかげで後日示談成立
追加調査が必要になり、当初の予定より時間と費用がかかりましたが、しっかりとした浮気の証拠を取ることができ、奥様には大変お喜びいただけました。
後日、相手女性も既婚者だったということもあり、ご主人・相手女性それぞれから「別れる」という合意が得られ、女性から示談金300万円が支払われたそうです。
また、今後一切、個人的には会わないとの誓約書を両者に書いてもらい、誓約を破った場合は500万円を支払うという話もついたとの事で、離婚には至らなかったとのこと。
その後、ご主人は別人のように早く帰宅するようになりましたが、まだ怪しい部分があるとの事で、復縁していないかどうかの調査もご依頼いただきました。
⇒「夫が別れた不倫相手と復縁していないか調べたい 兵庫県加古川市」
「転職をしてからご主人の様子がおかしい」、「急に仕事から帰ってくるのが遅くなった・・・」など職場にまつわる浮気は、言い訳をしやすく本当かどうか判別できないことも多いかと思います。
さらに、問い詰めると余計に隠す傾向にありますので、浮気の疑いがある場合はまず1度、弊社アーカス探偵事務所にご相談ください。