- 記事を書いた人・監修|増田剛
依頼者
30代:夫
対象者
40代:妻「専業主婦」
調査時間
56時間(7日間パック)
調査料金
1,110,000円
パチンコが好きで家事をしない奥様
「突然別居したいと追い出された」
「浮気の証拠と親権が欲しい」
大阪市中央区在住のご主人(30代・会社経営)が奥様(40代・専業主婦)から突然「離婚してほしい」といわれ、何かおかしいと思い浮気調査を依頼されました。ご夫婦の間には小学校高学年と中学生の2人の子どもがいます。
奥様は普段家にいるかパチンコ店にいるかのどちらかで、家事全般は基本的に行いません。一緒に住んでいた当時は、食事以外の家事はご主人がすべて行っていました。
ある日突然奥様から「別居したいから出ていって」と言われる
ご主人は、突然奥様から「とりあえず別居したいから出ていってほしい」といわれます。子どもを転校させることが嫌で、ご主人は会社近くのマンションを借りて1人で住んでいます。元々同居していた家には、奥様と2人の子ども、そして別居後は奥様の妹の4人で暮らしています。
ご主人は生活費として30万円/月を奥様に渡していました。奥様の妹がずっと同居しているか不明ですが、奥様は生活費の中から妹にお小遣いを渡して子どもの面倒を見させているようです。
ご主人が仕事終わりに自宅の前を通ると、奥様の車(アルファード)が停まっていたことが多々ありますが、ちゃんと自宅に帰っているかはわかりません。
親権を取って子ども達と暮らしたい
ご主人は今の生活の状況を把握して、奥様が浮気していればその証拠を基に親権を取りたいと希望しています。奥様は遊んでばかりで、子どもの面倒は妹に任せきりです。たまにご主人が子どもと食事や買い物に行くと、「ママは家に居ないから嫌だ。パパと住みたい」と言ってきます。
ご主人は友人の弁護士から、親権を奪い取るには子どもの生活環境をきちんと整えられる方が有利になると聞いています。親権が取れたらご主人は子どもと実家に帰り、親と同居するつもりです。ご主人のご両親も、子どもを一緒に育てていくと約束しています。
調査の予算は100万~200万円くらいまで考えていました。予算としては高額ですが、現在渡している月30万円の生活費や奥様の車の維持費を考えると、不貞行為の立証で養育費が不要になる方が将来的に安くなると友人からアドバイスをもらっています。
車のGPSで状況は簡単に確認できる
奥様の場合は移動手段が車であること、そして行き先はパチンコ店しかないため調査自体は簡単です。車にGPSを付けてもらえば、行動パターンや状況は簡単にできることをご説明しました。
その結果外泊も考慮して、GPSの貸し出しと即日対応が無料で行える長めのプランで契約されています。
■お見積り金額
調査員3名 × 56時間/840,000円
車両経費/140,000円
即日対応/30,000円
合計/1010,000円+税
※ GPSは無料レンタル
まずは奥様の車にGPSを付けてもらい、行動パターンの確認をします。その後はご主人がすることは何もないため、1週間後にお会いしましょうとお伝えしました。
GPSの情報から、奥様の行動パターンがわかりました。
月 お昼から夕方までパチンコ店Aに行く。帰宅後、20時頃からパチンコ店Bへ行き翌朝7時に帰宅
火 朝から夕方までパチンコ店Aに行く。帰宅後外出はなし
水 月曜日と同じ
木 月曜日と同じ
金 夕方から閉店までパチンコ店Aに行く。帰宅後外出はなし
土 イオンのファミリーレストランへ行き、帰宅
日 朝からお昼までパチンコ店Aに行く。お昼からパチンコ店B、翌朝7時に帰宅
パチンコ店Bへ寄った後は朝帰りしており、車を停めているだけの可能性があります。つまりパチンコ店Bから相手の車で移動しているか、近くにマンションがあるかのどちらかです。日曜日は浮気相手が休みのようです。
上記の結果から、水・木・金・土の4日間連続で調査に入ることにしました。
弁護士の紹介と親権奪取事例ですぐに契約
ご主人のご友人である弁護士さんの紹介で、アーカスにご連絡いただきました。実際に相談していただき、調査方法に納得できたこと、また調査着手までの動きがスムーズで過去に親権奪取の事例も豊富だったのですぐに契約されました。
子どもを放置しており離婚に十分な証拠が撮れる
浮気調査を行った結果、奥様の以下の行動を掴みました。ご主人へはリアルタイムでの報告も行っています。また、パチンコ店Bは車を停めるだけで浮気相手のマンションへ行っていることがわかりました。
<水曜日>
19:00 調査開始
19:45 奥様が自宅から出てくる
20:00 パチンコ店Bに入って行く
20:10 男性が奥様に合流
21:30 2人で出てくるとコンビニに立ち寄り、パチンコ店B前のマンションに入って行く
7:00 奥様が出てくると、車に乗り込み帰る
調査終了
<木曜日>
19:00 調査開始
19:45 奥様が自宅から出てくる
20:00 パチンコ店Bに入って行く
20:10 男性が奥様に合流
21:30 2人で出てくると、居酒屋に立ち寄る
23:00 居酒屋から出てくると、パチンコ店B前のマンションに入って行く
7:00 奥様が出てくると、車に乗り込み帰る
調査終了
<金曜日>
19:00 調査開始。車がパチンコ屋にあったのでそこで待機すると、男性と並んで打っていた
22:30 奥様と男性が出てくると最寄りの駅へ男性を送り、男性は駅に入って行く
23:00 車に乗り込み帰る
調査終了
<日曜日>
9:00 調査開始
9:45 奥様が自宅から出てくる
10:00 パチンコ店Aに入って行く
11:00 奥様が出てくるとパチンコ店Bに入って行く
11:30 パチンコ店にて合流する
17:30 二人で出てくると、居酒屋に入って行く
19:30 居酒屋から出てくると、パチンコ店B前のマンションに入って行く
7:00 奥様が出て来ると、車に乗り込み帰る
調査終了
上記の証拠で不貞の証拠、そして離婚の証拠としては十分です。しかし、親権となると少し状況は変わります。
今後の調査については、ご主人が弁護士と相談して進めていきます。今回の調査結果では奥様が浮気していること、そして子どもを放置していることは立証できています。後は、奥様側がどれだけ親権を取ろうとするかで状況が変わります。しかし調査の限り奥様は子どもにあまり興味を持っておらず、奥様の振る舞いはご主人と同居している時から大きく変わりません。
今回の浮気調査でかかった料金詳細
初めにご主人へ提示した金額と同じです。
■実際にかかった浮気調査の費用
調査員3名 × 56時間/840,000円
車両経費/140,000円
即日対応/30,000円
――
合計/1,110,000円
パートナーから突然「別居したい」と言われたり外出が多かったりといったことは、浮気中によくある傾向です。
今回の調査では奥様の不貞や離婚の証拠として十分なものですが、両方が親権を希望する場合は別の証拠が必要になるケースもあります。「離婚の他に親権も欲しい」という場合は、有利に進められるようさらに調査を行うことも可能です。