PTA不倫という言葉を聞きいた事がある人も多くいるかと思いますが、子どもが通っている学校のPTAで不倫している人は実際にいます。

その理由は、不倫が起こりやすい環境と、人知れず続けることができる2つの条件が揃っているからです。

・相手の連絡先を知っていても、不自然ではない
・「PTAの集まりだから仕方がない」といわれてしまうと、下手な詮索ができない

しかしPTA不倫は、決して分からないわけではなく、どこからともなく噂が聞こえたり、子どもに与える影響が大きいため、もしかして…と思ったら、ことを荒立てて子どもを巻き込む事件になる前に、まずはPTA不倫のことについて知ってみましょう。

学校行事の打ち合わせのあとで、ホテルに直行…
懇親会(飲み会)で親密度がますますアップ…

PTA不倫がおきる理由とは?

PTA不倫が起きる理由にはいくつかあります。

冒頭でもお伝えしましたが、まず家庭を持っている男女同士が連絡を取り合ったり、ふたりきりで会っても不自然ではないのがPTAという空間です。

特に、「子どものクラブ活動が共通」だったりすると、試合のたびに顔を合わせたり、共通の話題で盛り上がったり、クラブ活動では親同士の交流も生まれます。

たとえば下記のような状況が不倫関係を作ることにも繋がります。

  • クラブ活動の試合などは、父兄が出した車に乗り合いで行くことが多く、車で行くために、お互いの連絡先を交換しあう。
  • 監督にクラブ活動の相談をする。

このようなシーンは決して不自然ではなく、よくある日常の一部です。

しかし、同年代の子どもがいるので年齢も近くなりやすく、子どものことや夫婦の問題などの悩みを相談したりすることで、相手のことを信頼して距離が近くなってくると、一線を超えてしまいやすくなります。

それ以外にも、PTA不倫のキッカケはたくさんあります。

(1)異性に会う機会が少ない人が集まる場所

仕事が激務の人は、なかなかPTA活動に参加できないため、女性の場合は専業主婦(主夫)や、時間の融通が利く立場の人が行事に関わりやすいです。

更に男性の場合も同じで、時間の融通が利く経営者や自営業者が、PTAに関わりやすくなる傾向にあります。

それはつまり、女性は「あまり家から出ない、刺激の少ない人たちが、同じ目的を持って集まる」ということでもあり、男性は「外でバリバリ仕事もしているし、魅力的な人が集まる」と言えます。

ただ元々PTA不倫をしようだなんて考えていないはずです。面倒だと思っていても「子どものため、子供が通う学校の行事もため」など、目的に向けて活動します。

しかし、PTA仲間は、「高校時代に学祭の準備をしていた仲間が付き合い始めることが多かったのと同じ原理」が働くため、親密度が高まるのは自然です。

(2)PTA活動は非日常空間ともいえる

PTAに参加する人の環境は、さまざまです。

中には、「最近、旦那・奥さんとうまくいっていない」「セックスレス」という人も少なからずいるはずです。

その人たちにとっては、家庭以外の場所で異性と話ができるというだけで、刺激に感じているかも知れません。

また、同じ学校に通う子どもがいるということは、共通の話題がたっぷりあるということ。その話題にかこつけて、「うちではね…」というグチや、悩み相談が出始めると、相手のことを多少なりとも信用しているので、キッカケ次第では男女関係に発展しやすいと言えます。

(3)飲み会・懇親会が多い

飲み会

PTAは意外と夜の集まりも多いです。

打ち合わせのあとの決起大会、行事の後のお疲れ様会など、飲み会の口実はたくさんあります。

これは中心メンバーに飲み会好きがいるかどうか、などで頻度も変わりますが、毎回欠席するわけにはいきませんから、自然と異性との接触は増えていきます。

この場合、「お酒が好きだけど、旦那(奥さん)が飲まないので、家庭では羽目をはずしにくい」という立場の人は、”PTAの飲み会が楽しみで仕方ない”という人もいます。

お酒が入ると自然に気はゆるみますし、関係がグッと深まる可能性はいくらでもあります。

PTA不倫が子どもに与える影響

PTA不倫は親同士の問題ですが、裏側では子どもにも大きな影響を及ぼします。

ただ、悪い影響もあれば、いい影響もあります。

①学校で優遇されることがある

教師と不倫関係にある場合、子どもが学校で優遇されることがあります。

教師もひとりの人間ですから、好きな人の子どもだと思うと、知らずのうちにかわいく思えてしまいますし、公平にしようと思ってもひいき目な扱いになってしまいます。

また、相手を失いたくないという独占欲に支配されている時期には、相手の子どもに好かれたい、親の前で「いい先生」でありたい、という気持ちも生まれるかもしれません。

そのため学校で特別扱いをされる可能性は十分に考えられます。

②親同士で噂が広まりイジメの対象になる可能性がある

万が一、PTA不倫のうわさが親の間で広まってしまうと、子供の間でも噂が広まる可能性は十分に考えられます。

子どもの友達も親から「あの子と遊んではいけない」と言われたりして、仲間に入れてもらえなくなったり、「オマエの親、先生と付き合ってる」などとイジメられることもあるので、注意が必要です。

③夫婦関係の悪化により子どもが情緒不安定になりやすくなる

配偶者が不倫をしていると、よい夫婦関係をキープすることは難しいでしょう。

子供の前では言わないように気を付けていても、感情的になってしまってケンカをすることも増えるかもしれません。

ただ子供からすると、唯一の安心の場である家庭で、両親の関係が悪い場合、子どもは情緒不安定になりやすいといわれています。

④離婚になったら転校しなくてはならなくなる

PTA不倫がバレてトラブルになった場合、2つの家庭を巻き込むことになります。

何より、夫婦間で離婚をして子どもを同じ学校に通わせることになったとしても。

そのためどちらかが転校をして片方はそのまま同じ学校に通うケースもありますが、親同士の噂が広まっていた場合は、残った子どもや家族は、しばらくは後ろ指をさされることになってしまい、結局は子どものために転校をすることになる場合もあります。

PTA不倫の見つけ方・見分け方はあるか?

「旦那・奥さんが、PTA不倫をしているかも」と感じたときの、見分け方を知っておきましょう。

見分け方は、基本的には、PTA以外の不倫・浮気と同じです。

しかし唯一の強みは、「不倫相手は、同じ学校にいる」と明確に分かっていることです。

まずは疑う心をあまり表に出さず、これから紹介する3つが無いかを水面下で観察をしてみましょう。

(1)PTAを理由にした外出が増えた

打ち合わせ、懇親会、緊急の呼び出しなど、PTAを理由にしてひとりで出かけることが多くなったら、気を付けましょう。

男女問わず、「子どものため」であれば、仕方なく行ってくると言い訳がしやすいからです。

もし不自然に外出が増えたら、「PTA、大変そうだけど何か手伝おうか」と、サラッと声をかけてみましょう。そこで動揺したり、来てほしくない態度を取ったら、やましいことを隠している可能性があります。

ただし本当に忙しいPTAもあります。

そのPTAの実態を把握しておくためにも、PTA活動にまったく関わらない・無関心のままにしない方が良さそうです。

ただし、もし浮気していると勘づいても、絶対に感情的になってはいけません。

(2)帰宅後、すぐにお風呂・シャワーに入る

これは不倫をしている男性に多く、PTA不倫にも当てはまります。

「学校が暑くて」「校庭で子どもたちを見ていたら汗をかいて」など、言い訳はいくらでもありますが、明らかにいつもはシャワーを浴びない時間に入るなどは怪しいですね。

ただ、PTAや学校行事は、日中の旦那・奥さんが仕事に行っている間に有ることも多く、不倫もPTA後にしているのであれば、家に帰ってくる前にその後始末をすることもできてしまうので、ゴミの量や落ちている髪の毛などに気を配ってもいいかもしれません。

(3)スマホを手放さなくなった

スマホ

普通の不倫と違うのは、旦那・奥さんの前で堂々と「PTAの連絡」といえることです。

「イベントの件で忙しい」「会長から連絡が来たら出ないといけない」など理由を付けて、スマホを手放さなくなっていると不倫をしている可能性があります。

本当に忙しいPTAであっても連絡を取る時間や方法は考えるはずなので、何かあると思ってもいいかも知れません。

PTA不倫の証拠をつかむのは探偵でも非常に難しい

自分のパートナーがPTA不倫をしているのでは?と思った場合、不倫をしているかどうかを調べる方法の一つに、探偵に依頼するという選択肢があります。

しかし、PTA不倫の証拠をつかむのは、普通の不倫よりも難しい場合が多いです。

なぜなら、PTA不倫のふたりがプライベートで会う場合は、かなり巧妙に仕組まれるからです。

PTA同士ということは、学校が同じですから、当然生活圏も同じ。一緒にいて見つかりやすい場所がどこなのかは、お互いがよく知っています。

そのため、ちょっと離れた大きなショッピングモールなどの駐車場までわざわざ行ってから男の車に乗り込んだり、車は知られていることもあるためレンタカーを借りて、見られたときに言い訳できるように後ろの座席に座らせていることなども、よくあります。

また、家の近くでは絶対に会わず、ラブホテルも駐車場から直接お部屋に行けるところを使うケースも多く、探偵であっても決定的な証拠をつかむのはなかなか難しいのです。

しかしそれでも、まったく証拠がとれないわけではありません。

最も証拠が取れなくなるのは、不倫を疑われていると相手が感じている場合です。

不倫をされていることが疑い段階であっても、感情的になって問い詰めたり、証拠を集めようとしてしまいがちですが、相手に警戒されるということは、不倫の証拠を隠してください。と言っているのと同じことになってしまいます。

ただ、まだ気づかれていないと感じているパートナーの不倫証拠は探偵の力を借りれば撮れる場合はあります。

【関連記事】当探偵事務所の実際にあった不倫の調査事例です。

まとめ

PTA不倫は、共通の話題があり、距離も近くなりやすいために、不倫がおこりやすい環境です。

しかし、パートナーが不倫をしていると気づいても、離婚や関係の修復などをしたい場合は、容易に浮気を追求したり、自分で証拠を撮ろうなどとしてはいけません。

かえって証拠が撮れなくなり、夫婦関係の悪化とともに、アナタが求める結果にならないと考えたほうが良いでしょう。

最適なのは、不倫しているかどうかの調査を探偵に依頼することですが、探偵ならどこでもよいというわけではなく、PTA行事の日に確実に動いてくれる探偵事務所を探すようにしてください。

もし今、パートナーの不倫に悩まれているのであれば、大阪・神戸のPTA不倫調査も得意なアーカス探偵事務所にご相談ください。