「40年前の初恋の人に、もう一度会いたい」
「音信不通になった知人の、今の居場所を知りたい」

人探しのご相談は、浮気調査とはまったく性質が異なります。相手を追いかけるのではなく、すでに切れてしまった糸を、もう一度たぐり寄せる作業だからです。

そして人探しは、事務所選びの時点で結果がほぼ決まります。浮気調査であれば、腕が悪ければ「撮れなかった」で終わりますが、人探しの場合は間違った住所を渡されて終わることがあるからです。しかも依頼者には、それが間違いかどうかを確かめる手段がありません。

私は近畿圏で23年間、探偵として調査に携わってきました。「他社に頼んだが見つからなかった」という状態でお越しになる方を、何度もお迎えしています。その多くに、共通する失敗のパターンがありました。

そこで本記事では、奈良で人探しに強い探偵事務所を見分けるための基準を3つ、プロの目線でお伝えします。

読み終えていただければ、安さに釣られて「使えないリスト」を買わされるという最も多い失敗を避け、本当に会いたい相手にたどり着ける事務所を選べるようになります。

1. 奈良で人探しに強い探偵事務所を見分ける3つの基準

先に結論をお伝えします。次の3つを確認してください。

判断基準確認する質問
リアル調査型である「出てきた情報は精査してもらえますか」
情報ネットワークの上流とつながっている「情報はどこから取りますか」
判明後の写真撮影・裏取りができる「見つかったあと、何を報告してもらえますか」

この3つが揃っていない事務所に依頼すると、お金を払ったのに何も分からないという結果になりがちです。順にご説明します。

2. 奈良で人探しに強い探偵事務所の選び方(1)リアル調査型の事務所を選ぶ

1つ目の基準は、リアル調査型かどうかです。「出てきた情報を精査してもらえますか」と聞いてください。

前提として、人探しの手法は大きく2つに分かれます。ここを知らないまま料金だけで比較すると、必ず失敗します。

リスト型(検索型)リアル調査型
やること保有するデータを検索し、該当する情報を渡す情報を一つずつ潰して精査し、現地で確認する
成果物候補となる住所などのリスト精査された居場所と、現在の生活実態の報告
費用の目安10万円以下が中心それ以上
確からしさ依頼者が自分で確かめるしかない事務所が裏を取ったうえで報告する

10万円以下の安価な調査は、ほぼリスト型だとお考えください。安いのには理由があり、人が動いていないからです。

なお当社も、リストをまったく使わないわけではありません。上位の情報源から調べて精査し、それでも分からない場合の手段としてリストを使います。順番が逆の事務所を選ばない、ということです。

理由は単純で、検索して出てきただけの情報は、そのままでは使えないからです。

2-1. リスト型の事務所は、信頼性の低い情報もまとめてそのまま渡す

まず、リスト型の情報がどこから来ているのかをお話しします。

私たちが過去に書いたアンケートや懸賞サイトの登録情報は、名簿として流通しています。ところが、その中身がどれほど当てになるでしょうか。

多くの人が「面倒だから適当でいいや」と、でたらめな住所や誕生日を書きます。探偵の世界で、アンケート由来の情報が「末端の情報」と呼ばれるのはこのためです。情報の階層としては、最も下に位置します。

その結果、何が起こるか。

たとえば同じ方が過去50回アンケートに回答していれば、50通りの情報が出てきます。ある回答は住所が正しいが誕生日が嘘、別の回答はその逆、といった具合です。

リスト型の事務所は、この50通りをそのまま依頼者に渡します。「この中のどれかが本物です、どうぞ」という状態です。残されるのは、50か所に手紙を出して確かめる作業だけ。時間もお金も無駄になり、それでも見つからないケースがほとんどです。

2-2. リアル調査型の事務所は、渡す前に情報を精査する

一方、実力のある事務所は、渡す前に情報を潰します。

出発点になるのは、氏名・生年月日・旧住所の3点です。人探しにおける三種の神器と言ってよく、ここから過去と現在をつなぎます。

手順としては、まず氏名と生年月日、おおよその居住エリアから当たっていきます。それで出てこない場合に、アンケート由来の情報へ進みます。そして「この住所もある」「この住所もある」と出てきた候補を、名前と住所、名前と生年月日と住所、といった組み合わせで一つずつ検証していきます。

こうして「これが本物だろう」というところまで絞り込んでから、住所をご報告します。手間がかかるぶん費用は上がりますが、依頼者が自分で50通の手紙を書く必要はありません。

とくに、SNSやインターネットに情報が残っていない40〜50年前の知人を探す場合、デジタルデータは役に立ちません。旧住所から転居先を割り出す技術がなければ、足取りは途中で切れてしまいます。

女性を探す場合は難易度が跳ね上がる

人探しの中でも、女性の捜索は明らかに難しくなります。結婚によって姓が変わるからです。


3回姓が変わっている方であれば、「どの時点の名前の情報なのか」が分からなくなります。引っ越しを何度も繰り返していれば、なおさらです。


このとき手がかりになるのが、旧住所と生年月日です。この2つを紐付けて追跡することで、現在の氏名を特定し、そこから居場所までたどり着けます。

姓が変わっていることを理由に断る事務所は、この技術を持っていないとお考えください。

3. 奈良で人探しに強い探偵事務所の選び方(2)情報ネットワークの上流とつながっている事務所を選ぶ

2つ目の基準は、情報の入手経路です。「その情報はどこから取るのですか」と聞いてみてください。

人探しの成否と費用は、どの情報源から引っ張ってくるかでほぼ決まるからです。

情報ネットワークには階層があります。上流に近いほど精度が高く、費用も抑えられます。当社は根に近い立場で直接つながっているため、中間マージンを省いた金額でご提供できます。

逆に、ネットワークの末端にいる探偵社に頼むとどうなるか。情報屋、別の探偵社、さらに中間業者とマージンが積み重なり、本来の数倍の費用になります。100万円から200万円以上を請求されるケースも珍しくありません。

また、情報源ごとに得意分野が異なります。どの分野の情報を、どこから取るのが最適か。この使い分けができるかどうかが、数十年音信不通だった相手を特定できるかの分かれ目になります。

なお、具体的な情報源については公開できません。探偵が情報源を明かさないのは業界の鉄則で、これは依頼者の利益を守るためでもあります。ご容赦ください。

4. 奈良で人探しに強い探偵事務所の選び方(3)判明後の写真撮影・裏取りができる事務所を選ぶ

3つ目は、見つかったあとの対応です。「見つかったら、何を報告してもらえますか」と確認してください。

住所というデータを渡して終わる事務所と、「今、確かにその人がそこにいる」という事実まで報告する事務所とでは、価値がまったく違います。

4-1. 情報が正しいかどうか、現地で裏取りする必要がある

古いアンケートデータから嘘の住所が出てくることは頻繁にあります。実際に現地へ行き、本人の姿を確認しない限り、その情報が正しいかどうかは誰にも判断できません。

当社では、次のような裏取りを行います。

  • 現在の姿の撮影:40〜50年前の初恋の方を探す場合、住所を特定した後、隠しカメラ等で現在のお顔を撮影します。依頼者が「確かにこの人だ」と確認したうえで、会うかどうかを決められるようにするためです。
  • 生活実態の確認:張り込みにより、その住所に本人が入っていく様子、同居されている方の有無、勤務先などを確認します。

数十年ぶりの相手であれば、記憶の中の姿と現在は大きく変わっています。会う前に確かめられることの価値は、想像以上に大きいはずです。

4-2. 住所をそのまま伝えるのではなく、会うための橋渡しまで提案する必要がある

意外に思われるかもしれませんが、探偵は、ご家族以外の第三者の住所を依頼者に直接お伝えすることができません。個人情報保護の観点から、知人や元恋人といった相手の住所を、本人の同意なく渡すことは認められていないためです。

「住所を教えます」と安請け合いする事務所があれば、その時点で疑ってください。

住所をお伝えできない以上、そこで終わっては依頼者の目的は果たせません。

そこで当社では、次のようなご提案をしています。

  • 依頼者からのお手紙を、本人のポストに直接投函する
  • 偶然を装ってお会いできるよう、タイミングを調整する

いずれも、現地で動ける実地調査能力があって初めて成立する方法です。「見つけて終わり」ではなく「会えて終わり」を設計できるかどうかを、確認してください。

5. 奈良で人探しに強い探偵事務所|依頼前に確認したい3つの質問

最後に、上記の基準をクリアできていたら、以下の3つの質問を探偵事務所に聞いてください。

質問良い回答避けるべき回答
料金にはどこまで含まれますか精査・現地調査・報告書まで含めた総額を答える検索の費用だけを提示し、その後は別料金
見つかったら何を報告してもらえますか写真・生活実態を含む報告書を出すと答える住所を教えます、とだけ答える
弁護士との連携はありますか相続や法的手続きが絡む場合の連携先を示せる特にない

とくに1つ目が重要です。「基本料金」だけを提示して総額を見せない事務所は、人探しでも同じことをします。安い金額で契約させ、リストを渡して終わりというパターンが典型です。

3つ目については、人探しの目的が相続人の調査や債権回収である場合、法的な手続きとセットで進める必要があるためです。連携先を持っている事務所であれば、その後の流れまで見通したうえで動けます。

6. まとめ

奈良で人探しを依頼するうえで、押さえるべき点を振り返ります。

  • 10万円以下の調査は、ほぼリスト型。 アンケート由来の「末端の情報」を渡されて終わり、50か所に手紙を出す作業が残ります。
  • 選ぶべきはリアル調査型。 氏名・生年月日・旧住所の3点を起点に、候補を一つずつ潰して精査する工程があるかどうかが分かれ目です。
  • 情報の入手経路で、精度も費用も変わる。 ネットワークの末端にいる事務所を通すと、マージンが重なって100万〜200万円以上になることがあります。
  • 判明後の裏取りまでできるか。 住所はそのままお伝えできない以上、写真と生活実態の報告、そして会うための橋渡しができる事務所を選んでください。

私たちアーカス探偵事務所は、奈良で23年、累計11,040件超の相談実績があります。

お手元にある情報が断片的でも構いません。氏名・生年月日・旧住所のうち分かるものと、いつ頃どこで最後に会われたかをお聞かせいただければ、見つかる可能性がどの程度あるかを、その場で正直にお伝えします。

見込みが低いと判断した場合は、その旨をはっきり申し上げます。無駄な費用をいただくことはありません。

ぜひお気軽にお悩みをお聞かせください。

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